動画説明
指導 蘇昱彰 八極螳螂武藝總舘
最初に寸勁段階練習法として、丁字八歩拳の長勁、金剛八式の衝捶による尺勁、六大開の按掌寸捶を紹介する。
腰から突き出す長勁から、前腕の距離から突き出す尺勁へと進む。尺勁は、肘からの距離で突くことから肘勁、もしくは短勁とも呼ぶ。
次に寸勁へと進む。寸勁は、手首から先の腕(いわゆる掌のこと)の距離で突くため、腕系とも呼ばれる。
また、その先に、さらに危険な暗勁があり、今回は、蘇老師に、特別に暗勁の使用例を紹介してもらった。
また、寸勁を用いると、戦闘法にも変化が出てくる。その具体例として、小八極の頂肘、六大開の双開崩、丁字八歩拳の伏虎などを紹介する。ポイントは、受けられた手を引くことなく、相手の受け手に接触したまま、攻撃に転じることができる点だ。
接近戦においては、非常に有利な戦いを展開することができるようになる。
最後に、六大開の第一開である浮楼開を紹介する。これは、一般に貼山靠と呼ばれるものだが、正式名称は黒熊三靠壁といい、貼山靠の他に、穿山靠、擠身靠の三つの靠が含まれている。
貼山靠は肩の背中側、穿山靠は肩の正面、擠身靠は、肩の内側で当たる。
六大開は、ひとつの技を、無限に変化させていくことを旨とするのである。
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BUDO-RA