国の決定に「ミソ」がつく 八丁味噌で老舗が猛反発

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 徳川家康が生まれた愛知県の岡崎城から西へ距離にして8丁にあった八丁村。現在の岡崎市八帖町で作られていたから、八丁味噌と呼ばれる。
 そんな味噌に、「ミソ」をつけるようなブランド騒動が、勃発している。岡崎市八帖町の老舗2社で作る、「八丁味噌協同組合」が農林水産省に不服を申し立てた。
 八丁味噌協同組合・早川久右衛門理事長(カクキュー):「私19代目になります早川久右衛門と申します。農林水産省によって登録された八丁味噌は、歴史・製造方法・品質において大きな違いがあると考えております」
 土地ならではの食品をブランドとして守るため農水省がお墨付きを与える「GI」。八丁味噌としてGIマーク付きで販売できるのは愛知県味噌溜醤油工業協同組合所属の県内味噌造り企業43社のものだけ。老舗2社はそれに異を唱えている。
 八丁味噌協同組合・早川久右衛門理事長:「八丁味噌と言われている味噌を200年、300年続けていきたい。ビジネスではなく、文化の継承をやっていると覚悟でやっている」
仕込みの桶はタンクを使わずに木おけのみを使う。そして温度調整はせずに2年以上かけて天然醸造、老舗ならではのポリシー。
 職人が石を積み上げている作業が味噌作りの最後の行程。おけの重しに使う石。天然の石を円錐状に重さ約3トン積み上げる。その定めが厳格に守られている。崩れないように積むには、10年以上の修業が必要。
 八丁味噌協同組合・早川久右衛門理事長:「(日本の食文化を)守ろうとしている人たちが、たくさんいる。その人たちに対し、マイナスの影響がどんどん出てくると思うので、(GIを)取り消して頂けないかなと」
 一方、GI認定をされた側の組合は、味噌業界の裾野を広げていくことの重要性を強調する。
 愛知県味噌溜醤油工業協同組合・富田茂夫専務理事:「岡崎の八帖町以外のものは八丁味噌ではないと言われると、今後の発展やジャパンブランドとして増やしていこうという趣旨とは外れていってしまう」
 老舗2社は今後、海外で販売する際、八丁味噌と名乗れなくなる可能性も。
 佐野みそ亀戸本店・佐野正明社長:「旧東海道沿いの旧八丁村で造られているのが八丁味噌。歴史と深く関わりあったのが私たちにとっての八丁味噌。販売店としては誇りに思っている」

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